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Twitterのハッシュタグに便乗して#個人的5号機ベスト4を紹介する

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先日Twitterを見ていたら『#個人的5号機ベスト4』というハッシュタグが目に付いた。5号機の完全撤去期日が迫る中このハッシュタグは瞬く間に広まり、スロットユーザーが各々の5号機の思い出を語っていた。今回はこのハッシュタグに乗っかって僕の5号機ベスト4を紹介しようと思う。

アクアビーナス(平和)

2006年に平和から出たアクアビーナス。リール上にハイビスカスがありこれが光ればボーナス確定。一見するとただの完全告知機なんだけど、リプレイ重複がボーナスのメインとなっており、ボーナス後はリプレイ確率が上昇するためリプ連をすればするほどボーナスの期待度が高まるという仕様となっている。4号機時代によくあった裏物のハナのリプ連Verをインスパイヤしたような台だ。勿論、本機はノーマル機なので意図的な連荘などは存在しない。

ボーナス告知は基本的にボーナスを揃えられることができるゲーム(リプレイ未成立時)に発生するのだが、ボーナス当選後の3Gはリプ連中にベル等の小役が揃っても告知を持ち越す仕様になっている。本機はボーナス優先制御の台なので、ボーナス成立後の告知がされていない状態でベルが成立した時に限り、一確目のベル・7・ベルをビタ押しするとそのままビタ止まりして第一リール停止時?(第二、第三停止時もあったかもしれない…?)に告知を発生させるというお遊びができたりする。更に面白いのがベル成立時に一確目をビタ押しせずとも、前述の条件中にクレジットを精算すると精算後に告知が発生する。

あと忘れてはいけないのがチェリーの存在。チェリーは約1/655で成立しているのだが、全設定共通で重複率26%・重複時はBIG確定というあちぃフラグとなっている。また、チェリーは遅れの有無によって告知のタイミングが異なり、遅れ無しのチェリーで同時当選した場合はそのゲームの第三リール停止後に必ず告知される。一方、遅れ有りのチェリーの場合、告知は次ゲームに持ち越しもしくはクレジット精算時となる。

僕がこのアクビをベスト4に選んだ理由はゲーム性が面白いこともさることながら、単純に甘くて当時の状況が良かったことが大きな要因となっている。でもこの甘いという言葉、単純に今の技術介入機のように設定1でも機械割100%超えとかそういう話ではない。因みにアクビには技術介入要素はほとんどなく、通常時の小役をこぼさないように打つくらいだ。機械割にしても設定3から100%を超える仕様となっている。では何が甘いのか? 当時打ち込んでいた人なら、この言葉で説明できない甘さに共感できると思うのだが、何故か負け難い。当時、某大型掲示板でも間違って検定試験に通ったんじゃないかと噂されていたほどだ。まぁ、実際のところは2006年というのはまだ4号機と5号機が混在してホールに設置されていた時期で、今でこそその出玉速度に飼い慣らされてしまった感はあるが、当時は4号機に比べるとクソな出玉性能の5号機に何とか客を付けるためにホールが5号機に設定を多く使っていただけのことだったと思われる。が、今となっては真相は闇の中だ。

SHAKEⅡ(大都技研)

SHAKEⅡは大都技研が2007年に販売した機種になる。4号機時代、711枚の大量獲得&ストックによる1G連でスロッター達の脳を焼き尽くした吉宗の原型となったのが初代SHAKEだ。そのSHAKEを5号機で出すと言うから、発売前からワクテカしていたのを覚えている。

しかし、リリース後の評価は酷いものであった。当時の5号機のノーマル機と言えば通常時のコイン持ちが良い代わりにボーナスが重い機種が多かった。SHAKEⅡは4号機時代の大量獲得機という点を継承したためBIG1回で約400枚獲得できるのだが、その分ボーナス確率も激重だった。BIG1発200~300枚でもボーナス確率が重い時代に、更に重いボーナス確率を引っ提げて登場したのだ。なんと設定1でのBIG確率は1/520だ。それだけでは終わらない。バケの獲得枚数が約50枚となっており、今となってはバケで50枚とか普通に聞こえるが、当時は酷評の嵐であった。因みに設定1でのバケ確率は1/676となっており、ただでさえ重いボーナスをようやく引き当てたと思ったらバケだった時の落胆は半端なかった。

ここまでSHAKEⅡの悪い部分しか書いてていないが、いや客観的に見てもクソ台なのは明白なんだけど、僕にとっての5号機ベスト4には間違いなく入る機種なのである。もしかしたら5号機で一番回した機種かもしれない。しかし、前述のアクビのように甘く勝てる機種ではなかった。では何がそんなに良いのか? ゲーム性、ボーナス中の楽曲、ナディアが可愛い、この3点に集約されている。因みにSHAKEの後継機はこの後も5号機で2機種出ているがSHAKEⅡのナディアが一番可愛い。、異論は認める。

SHAKEⅡのゲーム性としては重複役のメインであるサボハニ(15枚役)からボーナスを当てましょうというものだが、サボハニ確率は約1/90・重複率は設定差があるけどおよそ25%、1,000円で50G以上は回るので2,000円に1回以上はボーナスチャンスが楽しめると思えば先ほど説明した激重のボーナス確率も気にならないのではないだろうか。更にサボハニが揃った際はこの機種のウリであるスゴビが発動する可能性がある。スゴビとはサボハニが揃った際に移行するボーナスの当否を告知するチャンスステージで、SHAKEステージ(チャンス告知)・VJステージ(衝撃告知)・LIVEステージ(後告知)から選択することができる。BIGに当選した際は3人のキャラクター×3ステージでBIG中の楽曲を選ぶこともできる。また、サボハニ揃い後はプチRTにも突入しリプ確率を上昇させることで意図的にボーナス判別をし難くさせている。この辺りの流れは後のクレアの秘宝伝などのチャンスリプ→高確率の元になったと推測できる。

サボハニ揃い後はボーナスに当選している可能性があるので当然リーチ目が出たりするのだが、このリーチ目がユニバ系や山佐とはまた違って単純な癖に美しいのだ。中にはナディアBIGが確定する停止形などもあり、BIGの出玉・ボーナス確率の重さも相まって更に嬉しくなってしまう瞬間となる。更に言うとスゴビでSHAKEステージ(チャンス告知)を選ぶと液晶に期待度が%で表示されるのだが、この%の数字によって対応役が決まっており、矛盾した瞬間も堪らない。

SHAKEステージで当選したボーナスがBIGだったらナディアを選択してI Love You Babyを聞くのが当時の僕のお決まりとなっていた。この楽曲を聞くためにいくらSHAKEⅡにぶっ込んだことか……。因みにバケの出玉はクソだけどバケ中の曲(Twilight Highway)も大好きだ。そんなにSHAKEⅡの収録曲が好きならサウンドトラックを買えよと言う声が聞こえてきそうだが、勿論持っている。スロッターなら筐体から流れ出す音楽の特別感、分かるだろ?

デビルメイクライ3(ロデオ)

ベスト4の3機種目は2007年にロデオから出たデビルメイクライ3、この機種も前述のSHAKEⅡと同じようにBIGの出玉は多いがボーナス確率が重いタイプとなっている。この機種も大きく勝てていた訳ではないがゲーム性や演出が好きでよく打っていた。

この機種はデビルボーナス(以下、DBと記載)と呼ばれる異色BIGで出玉を獲得するのがメインとなっており、このDBが枚数変動型のボーナスとなっている。DB中はJACの判定をするバトルパート(小役ゲーム)と出玉を増やすJACゲームに分かれており、バトルパートではダンテとバージルのバトル演出が始まり、ダンテが勝利もしくはバージルの攻撃を回避か耐えればダンテJAC、バージルが勝てばバージルJACに突入する。ダンテJACは約104枚、バージルJACは約24枚払い出され、JACゲームが終わるとバトルパートに戻り、以降これを繰り返しとなる。規定枚数獲得でDBは終了し、平均獲得枚数が約360枚となっている。

ボーナスは小役との重複がメインとなっており、スイカ・チェリーで約5%、1枚役で約20~30%となっている。当時は中押しで1枚役を取ったりもしていた。この機種はBIG2種類、DB4種類、バケ4種類とボーナスだけで計10種類もあり、ボーナス成立後も演出を見せるため数ゲーム間は確定画面に移行しない。また、前述の2機種と違いボーナス成立後もリプレイ確率が上がることはない。そのため、この機種での一番の技術介入要素はいかに早くボーナスの種類を察知して揃えることができるかである。当時は自己流の逆押しでボーナス成立の有無と種類を判別していた記憶がある。

ボーナス重複の可能性がある1枚役などを引いたら、次のゲームは逆押しで下段に青7 or 赤7停止させる。この形は基本ハズレなのだが、今度は中リール下段に右リール停止している7とは逆の色の7をビタ押しする。

見事テンパればDB確定。中赤・右青でテンパれば赤・赤・青か青・赤・青のDBが成立、中青・右赤テンパイなら青・青・赤か赤・青・赤のDBが成立している。因みに同色でテンパイした場合は5号機史上最大の獲得枚数(448枚)を誇るBIGが確定する。

そしてデビルメイクライ3で忘れてはいけないのが天井の存在である。ボーナス間1200Gハマりでボーナスが成立するまで現状維持のRTに突入する。この天井は設定変更されても有効な点と元々ボーナス確率の重い機種だったこともあり、当時はそこそこ美味しい台を拾うことができたことを記憶している。

大漁Ⅱ(北電子)

5号機ベスト4最後の機種は2013年に北電子からリリースされた大漁Ⅱである。北電子と言えばジャグラーだが、この機種もGOGOランプの代わりに灯台ランプでボーナスを告知してくれる。ただし、ジャグラーのような完全告知機ではなく、小役と重複した場合はボーナスが揃えられるゲームで告知をする場合が多い。告知タイミングとしては先告知、後告知、次ゲームBET時での告知となっている。

この機種は何と言っても逆押しが素晴らしく楽しい。と言うか順押しがクソほど面白くなくて、はじめから変則押しを想定して作られているのではないかと思ったほどだ。中押しも楽しいがオススメは逆押しだ。ボーナスは単独成立の他に小役との同時当選もある。小役との同時当選期待度は1枚役・中段ヒトデ(ボーナス確定)>ワカメ>共通角ヒトデ>単独角ヒトデ>リプレイ>ブダイとなっている。

逆押しでは赤7を枠上~上段に狙う基本的な停止形は以下の3通りとなる。

ボーナスに絡みまくるあちぃ出目。基本ワカメが成立しているがワカメが揃っても同時当選期待度そこそこある。ワカメ以外(ヒトデ・1枚役)が揃っても揃わなくてもボーナス確定。また、無演出で止まれば一確に昇格する。ボーナス優先制御なので中、左にワカメを狙う際は注意が必要。

上段に赤7が停止した時は基本的にブダイ、共通・単独角ヒトデが成立している。何も揃わずに告知ランプが点いたら単独BIG、または左リールに狙った方と逆側の単独角ヒトデとのBIG重複となる。何も揃わずに告知ランプも点かなければ左リールに狙った方と逆側の単独角ヒトデの取りこぼしとなる。ここからボーナス煽りが発生することあるが基本種無しの場合が多い。

中段赤7は最も止まることの多い出目で、基本はハズレ、リプレイに対応している。

ごく稀に中リールで赤7がテンパイする時があるんだけど、この場合はBIGの二確目となる。ゲッタマの変則押しをした時の単独ネズミBIG二確目みたいで凄く好きだ。不意を突いてやって来るからケツ浮く。

ここに演出との絡みや小役が揃った次ゲームでの煽りが発生したり等、演出と出目のバランスが秀逸な台となっている。

まとめ

個人的5号機ベスト4、ハッキリ言って4機種に絞るのは難し過ぎた。今回紹介した機種以外にも面白い機種や収支に貢献した機種はいっぱいある。それでも敢えて収支度外視で単純にスロットを楽しんで打ち込んでいた4機種を選んでみた。もうすぐ6号機オンリーの時代がやって来るが、今回紹介したような個人のツボにハマる、楽しめる6号機に出会えることを祈っている。

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